
「お父さんに余計な事吹き込まないで!」
父が終活するのを嫌がる母。
母が熟年離婚を企んでいるかもしれない。
不安になる鳴海。
職場にて、鳴海と同僚が雑談。
年金、財産分与など熟年離婚の現実を聞かされて、ますます不安になる鳴海。
ヒップホップダンスの教室のこと教えてほしいと噓をついて、母をカフェに呼び出す。
鳴海と母@カフェ
ヒップホップのファッションで母登場。
母が想像以上にヒップホップにのめりこんでいることを知る。
鳴海と同じオタク体質!?
鳴海独白
「子どもの頃、母に趣味などなかったし、これほどオタク気質だと知らなかった。
家庭のためにあきらめざるを得なかった?
長年のお母さんの我慢の上に今の私がいる。
それなのにこの私が、もっと我慢しろとは言えない。。。」
夫(鳴海の父)への積年の恨みを語り始めた母。
「サトシ(鳴海の弟)が喘息の発作のときにでも何もしないの。
そんなときに限って義姉が家にやってきて、私に嫌味を言うの。
うちの家系は健康なのに、サトシくんかわいそうね、って。
お父さんは何も言い返してくれなかったし、一切かばってくれなかった。
私はあっちの親の介護もしたのに。」
「今までは稼いでくれてたから我慢してたんじゃない。
でも今何もしないのよ。
自分は介護される気まんまん。
わたしが倒れても何もする気はない。
せいぜい葬式でスピーチするくらいしか考えてないでしょ。
そりゃ別れたら生活は厳しくなるだろうけど、人生百年時代。
残りの人生、何もしてくれない人をただ世話し続けるのはこりごりよ。」
「私だって働いたことあるのよ。
短大卒業して3年。
でも、どうせ結婚したらやめるって思われて碌な仕事はさせてもらえなかった。
あんたはよかったね。
大学院まで出て、やりたい仕事ができて。」
鳴海と那須田@カフェ
那須田 「お父さんが退職したらギブアンドテイクの関係が崩れたんですね。
山口さんはご両親にどうしてほしいですか」
鳴海 「離婚しないで今まで通りの方がいいに決まってる」
那須田 「それはご両親のためではなく、自分のためですね。
生活能力のないお父さんは死ぬまでお母さんに世話してもらって、あくまで自分はサポートでいたい。
離婚されれば頼られるリスクも2倍。
どちらか死ぬまで互助してもらわないと自分が困る。
お母さんの気持ちも尊重せず、阻止することを考えるなんて少なくともお母さんのためじゃないですよね」
「自分のために行動するのがダメと言ってるわけでないです。
ただ、目的をすり替えている上に、自分でそれに気づきもしていない計画がうまくいくわけないし、嫌われるだけだと思っただけです。
山口さんは、お父さんそっくり、自分ファースト。
でも、それが普通の家族なんでしょうね」
「でも、お母さんにとっても離婚しないことが得になれば、それはお母さんのためと言えなくない。
お父さんが何かしらの形で家の戦力になれば。。。
慣れない家事はお母さんをイラつかせるだけでしょうから、終活してもらうのは?
私はお父さんの老後の恐怖をバキバキに煽ります」
鳴海の実家にて
数日後、鳴海と那須田、鳴海の実家に乗り込む。
那須田、鳴海父に知り合いが熟年離婚した話を始める。
「数年後、男性の方は孤独死しました。
お金はあったけど、生活能力、情報、知識、絆がなかった。
仕事ばかりしてきた夫にとって、妻は文化的な生活を与えてくれる存在だった。
離婚して身なりも悪くなり、部屋も汚くなって、人間関係も希薄に。
周囲にも見られたくないからサポートは受けなかったんでしょう」
「この家を会社と仮定しましょう。
今、お父さんは経営の全権をお母さんに渡している状態です。
重要書類がどこにあるかわかりますか?
以前は労働という形で会社経営に参加していたけど、今はしてない。
置物と同じです。
まずは、この家の経済状況を把握してはいかがでしょう」
帰途につく鳴海と那須田
那須田 「昭和のサラリーマンはすごいですよ。
客先で土下座もしたそうです。
ドラマの中の話だと思ってました」
鳴海独白
「お母さんもお父さんも相手の知らない我慢をしてきた。
苦労を共にしてきた仲。
これからも協力しあえないだろうか」
しばらくして、お母さんからLINE。
「FUCK!」
鳴海と母、緊急テレビ電話
母 「あんたたちお父さんに余計な事言ったでしょ。
家計簿と通帳見せろとか、自治体の高齢者セミナーに行くとか言い出したじゃない」
鳴海 「いいじゃない。何もしないお父さんが嫌だったんでしょ。
お父さんと別れたとしてどこに住むつもり?」
母 「普通にアパート借りる。友達の家の近くに」
鳴海 「高齢の一人暮らしは借りられない場合があるんだよ。
支払い能力がある家族が近くに住んでるとか条件があるんだって。
仲間や友達だけではままならないこともある。
日本では家族との関係が重要。
家族は簡単に捨てるよりリフォームして使った方が賢いと思う」
母 「自分が迷惑かけられるのが嫌なだけでしょ。
私の我慢が当たり前と思っているアンタタチのために生きたくないのよ!」
職場の倉庫にて鳴海と那須田
鳴海 「今からちょっと踊るから動画撮ってくれない?」
鳴海、突然、ヒップホップダンスを踊る。
那須田は言われるがまま撮影。
那須田独白
「俺には家族というものがわからない。
けど山口さんの思考はもっとわからない」
母の本心は?
夫への不満。
本当にそれだけが理由なんだろうか。
母の本心に迫りたい鳴海、ダンス動画を母に送ってみる。
「お母さんのオタク魂が本物ならニワカの煽りを無視することはできないはず」
母から即返事。
「本当のヒップホップを見せてあげる」
母と娘のラップバトル始まる。
(次回に続く)
感想
最後に突然始まった綾瀬はるかさん、松坂慶子さんのラップバトル、コミカルで最高でした。
ラップだとどれだけきついことを言ってもユーモラスになりますね。
(NHKドラマ「生理のおじさん」にも感じました)
そして、今回、母だけじゃなく、父の苦労についても見せるのはフェアに感じました。
また、鳴海の実家は持ち家だし、お母さん専業主婦だし、わりと裕福。
奨学金なしで十分教育を受けさせてもらって、やりたい仕事に就いている鳴海は、普通ではなく、かなり恵まれてる方だと伝わるようにしているのも、制作者の誠意を感じました。
現実はもっと厳しい状況の人が多い。
次回も楽しみです。


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